人命救助と聴いて、何を思い浮かべるか?
AEDと答えた方は、身近にその実在を実感している人だろう。
たぶん相当の人は、人工呼吸とか心臓マッサージと答えるのじゃないだろうか?
勿論、どれも正解である。
心臓しんとうと云うケガを御存知であろうか?
心臓しんとうは、胸にボールが当たる等の衝撃を受ける事で、心室細動状態に成る事を云う。
衝撃と云っても、決してつよい衝撃じゃないのだ。
子供が投げたボールが当たるレベルの衝撃で生じてしまうのだそうである。
そしてこれは、小さい子供や若い方に少なくない症状である。
どうして弱い衝撃でそのような事に成るの?とおもわれるかも知れない。
なぜなら、子供の胸郭はやわらかく、心臓に衝撃が伝達されやすいからなのだそうである。
今、貴方の目の前で誰かが倒れたところを想像してみて欲しい。
発見してすぐに貴方が心肺蘇生法を実行すれば、間ちがいなくその人は助かるだろう。
心室細動はそのまま放置すると1分間に10%ずつ回復率が落ちていくのだそうである。
計算すると10分で回復不可能と云う事に成る。
たった10分で何が出きるのかとおもわれるかも知れない。
普段、仕事をしていないような主婦の方、
AEDには無縁な会社でお勤めのお父様・・・・・・
子供が居るのなら、ご家族で参加してみてはどうだろう?
毎年、参加する事を家族の年間行事の一つにプラスしていただけたら、ご家族のコミュニケーションも深まるのじゃないだろうか。
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