AED講習を受ける方、殊更に女性からの質問で少なくないのが「妊婦さんには
AEDを使用して良いのであろうか?」と云う質問だそうである。
お腹に赤ちゃんがいるのに電気を流して良いと考えられるかとおもうのは当然だろう。
女性ならではの質問である。
これから赤ちゃんを産もうとしている方、ご家族に妊婦さんが居るケースの場合は殊更に気に成る質問である。
そしてこれに対する答えは「イエス」である。
開始した当初は、まだ肌寒い3月だった。
暑い夏が完了する9月の閉会までの半年間の間に、熱中症になった方が313人、心ストップ状態になった方が3人いらっしゃいた。
そして、この心ストップ状態になった3人の方達の命が、
AEDに拠って助けられた。
どの時も、警備員や救急隊、医学生らの手に拠って心肺蘇生法が実施された。
心臓マッサージをする人、
AEDを装着する人、会場に待機していた救急隊をよぶ人・・・・・・見事なチームワークだったと当時のニュースでは発表していた。
これにはもう一つ理由が有る。
AEDには、メモリー機能がついたタイプが有る。
メモリー機能に残った記録をドクターに提出し、確認してもらわなければならないから、勝手に後片付けをする事は無いようにしないといけないのだそうである。
勿論パッドをはがす事もしないで、そのままの状態にしておくるのだ。
しかしながら、人命救助をしようとしたと云うその行為を感謝される事はあっても、助からなかった事を責められるような事は、あってはいけない。
何の医療知識もない一般市民が「助けたい」と一心に人命救助をしたのであるから、ご家族の方にも把握出きていただけるはずである。
結果よりも、実践しようとした方の勇気は尊敬に値するのじゃないだろうか。
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