AED講習を受ける方、殊更に女性からの質問で少なくないのが「妊婦さんには
AEDを使用して良いのであろうか?」と云う質問だそうである。
お腹に赤ちゃんがいるのに電気を流して良いと考えられるかとおもうのは当然だろう。
女性ならではの質問である。
これから赤ちゃんを産もうとしている方、ご家族に妊婦さんが居るケースの場合は殊更に気に成る質問である。
そしてこれに対する答えは「イエス」である。
日本ドクター会では、≪ABCプラスD≫をおぼえて欲しいと呼びかける事で、心肺蘇生法を広めている。
どんなものか、観てみるべきだ。
まず初めは、Aの「気道確保」である。
片手を額にあて、もう片方の手で下あごを持ち上げましょう。
Bは「人工呼吸」である。
気道確保の状態のまま、鼻をつまみ口から大幅に息を吹き込みたいと思う。
胸の動きを観察しながら、この動作を2回くりかえする。
其の後、中断する事なくCの「心臓マッサージ」をする。
胸の真ん中あたりに両方の掌を置き、1分間に100回くらいの速さで30回圧迫する。
心臓マッサージは弱い力ではいけない。力つよく行うべきだ。
このあとは、BとCを5回くりかえすべきだろう。
バス・タクシー・トラック・・・・・・
地域の隅から隅まで知り尽くしている運転手さんたちが、
AEDを装備されていたらどんなに心つよい事だろう。
勿論装備する以上は講習を受けなくてはいけないが、地域住民の方達はさぞかし落ち着くのじゃないだろうか。
更に、1番重要なのは電気を流す際には、スイッチをプッシュする人も周りに居る人も倒れている人には接触しないようにする。
慌てていると、失念してしまいがちであるが、
AEDが音声で「離れて欲しい」等とメッセージを流してくれる為、安心である。
万が一、接触してしまっていても軽い火傷を負ったと云う事例があるレベルで、重大な事故にはなったと云う報告はないそうである。
AEDは、ただしい使い方をすれば懸念はいらないから、焦らずに冷静に行うべきだ。
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