≪救急蘇生ガイドライン≫と云うのを御存知であろうか?
これは、救急心肺蘇生の手順や指針が記述されたものであるためであるが、今までは国に拠って、もしくは病院等に拠ってのやり方がまちまちだった方法を、世界中 統合させる為に、造られた指導書である。
日本で
AEDの一般市民の使用が認められたのも、このガイドラインの影響をつよく受けているのだそうである。
初めの≪救急蘇生ガイドライン≫が造られたのが2000年。
そして、現状のガイドラインは2005年版に為ってる。
この5年の間に何が変わったのか観てみるべきだ。
しかしながら、人の手で対処しなくてはいけない部分には、注意を必要とする事が有る。
それは、パッドをガッツリ貼らなくてはいけないと云う事である。
パッドの貼り方が悪いと、心電図の詠み取りや解析が不充分に成る恐れが有る。
であるから、パッドの粘着部分はガッツリと肌にくっ付けて欲しい。
更には、心臓マッサージの重要度も挙げられている。
心臓マッサージは一定のリズムで休む間もなく、つづける事。
新生児以外は、力つよく実践する事等が、記述されている。
先にも述べたように、ペースメーカーが植え込まれるのは、左胸の部分である。
AEDのパッドは胸の右上と左下に貼るのが普通の使用方法であるから、問題はないのだ。
しかしながら、まれに右胸にペースメーカーを植え込んでいるケースの場合があるそうである。
このようなケースの場合も、ペースメーカーからパッドを離して貼るようにする。
適切な場所に貼れたら、
AEDの指示通りに対処を施せば、大丈夫である。
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