AEDが心ストップ状態の時に使用すると云う事は把握出きても、機械の使い方が分からないと問題である。
現状、日本で販売されている
AEDは3種類有る。
おのおのに特徴点が有るが、3種類とも基本的な操作は簡単なようである。
我々の心臓は、血液を体に送り出す働きをしている。
これは、心臓の心室と云う部分の筋肉が萎縮運動を実践するためである。
心ストップ状態に成ると、心臓の筋肉はブルブルと震えだし、血液を体に送り出す事ができなくなってしまう。
この状態を心室細動と云う。
AEDを使用するのは、この心室細動の状態のときである。
心室細動の状態の時に電気ショックをあたえて、心臓に規則ただしい運動を取り戻させる・・・・・・これを除細動と云うのだそうである。
AEDが自動対外式除細動器と呼称されているのは、このためである。
しかしながら、
AEDを使用したからと云って、倒れた方が絶対に助かる訳でもないのだ。
現実に
AEDを使用して、心肺蘇生法を実ほどこたのにもかかわらず、よい結果が得られなかったと云う例はたくさん有る。
周りにいる人間は「残念だったね」で済む話でも「やり方が間ちがっていたのだろうか?」「どうして助けてあげられなかったんだろう」と、助けた方が落ち込んでしまうと云う話も耳にする
人命がかかってるのであるから、気にするなと云っても無理な話だろう。
万博完結後、会場の備品や施設等が、熱望者に譲渡された。
勿論、
AEDも例外じゃないのだ。
設置されていた約100台のうち35台が、万博完結後、栃木や鹿児島等の26自治体に譲渡されたそうである。
たぶん、今でも市民の安全の為に待機してくれている事だろう。
PR