公園で元気に野球をする少年達。
将来はプロ野球選手に成る夢でもみているのだろうか?
どんな子供にも、将来は輝かしい未来であって欲しいものである。
誰だって、その夢が一瞬に砕け散る日があるなんて、想像したくもないのだ。
さっきまで、元気に笑っていた子が突如倒れてしまう・・・・・・わが子に限ってありえないと誰でもおもうだろう。
しかしながら、現実にこのような事故が生じているのである。
≪救命の連鎖≫と云う対処が救助率を上げる方法だと云う事を御存知であろうか?
≪救命の連鎖≫とは、4つの方法を繋げてスムーズに救助をする方法である。
まず一つ目の鎖は、「早い通報」である。
意識のない人を発見したら、何はともあれ119番通報をするようにすべきだろう。
落ち着いてハッキリと状況を報告する。
二つ目の鎖は、「早い応急手当」である。
AED・心臓マッサージ・人工呼吸での応急手当の事をいう。
救助者はたいへんだろうが、心臓マッサージ・人工呼吸は休む事なくつづける事が人命救助につながる。
三つ目の鎖は、「早い救急対処」である。
救急隊による
AED等を使用した高度な救命対処の事をいう。
四つ目の鎖は、「早い医療対処」である。
すぐさま病院に搬送し、病院で専門的に対処を受ける事を云う。
しかしながら、
AEDを使用したからと云って、倒れた方が絶対に助かる訳でもないのだ。
現実に
AEDを使用して、心肺蘇生法を実ほどこたのにもかかわらず、よい結果が得られなかったと云う例はたくさん有る。
周りにいる人間は「残念だったね」で済む話でも「やり方が間ちがっていたのだろうか?」「どうして助けてあげられなかったんだろう」と、助けた方が落ち込んでしまうと云う話も耳にする
人命がかかってるのであるから、気にするなと云っても無理な話だろう。
先にも述べたように、ペースメーカーが植え込まれるのは、左胸の部分である。
AEDのパッドは胸の右上と左下に貼るのが普通の使用方法であるから、問題はないのだ。
しかしながら、まれに右胸にペースメーカーを植え込んでいるケースの場合があるそうである。
このようなケースの場合も、ペースメーカーからパッドを離して貼るようにする。
適切な場所に貼れたら、
AEDの指示通りに対処を施せば、大丈夫である。
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